研究情報Research Information
疾患モデル動物をヒト疾患へ応用する

- 研究者名
- 荒木亜寿香
- 所属
- 島根大学
- 研究分野
- 関連イベント
- 研究マッチングイベント2020(7/20-21)
- 参考ウェブサイト
-
https://www.med.shimane-u.ac.jp/medicine/course/byouri-2.html
http://byori.sakura.ne.jp/
https://researchmap.jp/asukaaraki
掲載日:2020-07-06
コメント投稿フォーム
研究紹介
ヒトの病気の原因を解明し、その治療法を開発するために、病気のモデルとなる動物を用いた研究は欠かせません。我々の研究室に、ヒトと共通する遺伝子の1つが突然変異した、病気のモデルマウスがいます。その遺伝子異常が特定の細胞死を引き起こすために、マウスは小脳失調症や不妊症を発症します。このような疾患モデルマウスの研究が、将来のヒト神経変性症あるいは不妊症の治療法の開発へ通じることを期待して、研究しています。
私、こんなことができます
ヒトやマウスの臓器より組織標本を作成し、病理診断することができます。遺伝子変異を診断するためのPCR検査や、遺伝子がコードするタンパク質の発現の解析(免疫組織化学やWestern blottingなど)、電子顕微鏡を用いた形態観察などの知識・技術の提供が可能です。
こんなコラボレーションができたら嬉しい
今後は、遺伝子変異の結果合成される不完全なタンパク質の構造や、その機能を解析したいと考えています。とくに神経細胞内のタンパク質の構造や、タンパク質の役割を解析できる手技をお持ちの研究者様と交流できるとうれしいです。